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サンドペーパー

はい、今まで散々コレは刃物が引っ掛かるだの、キレイにするのが大変だの言ってきましたからね。困った時の紙頼み、サンドペ−パ−様です。
まあ、それなりにポイントをいくつか。とりあえず、素手でゴシゴシやるのは自殺行為ってコトで。必ずサンディングブロックを使って下さい。

ちなみに左下のものはスポンジで巻いてあります。塗装の仕上げの水研ぎで使うヤツです。木のヤツはもちろん、バッチリ平面チェック済みです。

細かい事を言わなければ、余った木片なんかでもとりあえずオッケーです。ロールになっていて、裏が粘着テープみたいになっているタイプのサンドペーパーが便利でしょうか。シートの物を適当な大きさに切るのは、カッター等を使うと刃が削られちゃいますので、木片やものさしで押さえて、手でビーッて破って下さい。

平面にペーパーがけする場合は、あまり同じ場所ばかりゴシゴシしないように、そして大きいストロークも力の入り具合がバラけ易いので、小さいストロークでゴシゴシゴシゴシ…まんべんなく、根気よくやって下さい。

直線に関しては…正直なところ、カンナで直線を出せる力が無いと、他の道具でも直線を出すのは難しいです。というか、平鉋は元来直線を出す為に作られた道具なのだから、実は結局一番楽なハズなんです。ちゃんと仕立てられていれば、ですけど。

まあ、そう言ってしまうとミもフタも無いので…サンドペーパーで考えると、既に平面が出ている基準となる物にペーパーを張り付け、それで削るのが良いでしょう。

身近な物だと…鏡、ガラス板はかなり良いですね。でもその為にわざわざ買ってくるのは現実的では無いし、窓に向かってペーパーがけってのも、アブナイですね。色んな意味で。

樹脂系も、押さえ付けた時にゆがまないよう工夫すれば、結構信頼出来ます。
かなり分厚いベニヤを、「これは平面だっ」と決めつけて使用するのも………信頼性は落ちるけど、一番現実的かな?もし長く使うつもりなら、上に樹脂系の板を貼ると結構良いカンジかと。

注意点としては、往復させてゴシゴシすると両端を多めに削り易いです。一方向に滑らせるようにした方が安全でしょう。押し付けて削る、という感じよりも、滑らせて整える、といった感じで。それでもやっぱり力の入れ方のクセは出ますので、逆向きにして同じ回数くらい削るとかしてやると良いですね。

あと木目のところで紹介しましたが、サンドペーパーも目の向きにかけて下さい。傷が目立たなくなります。

気をつけるのは角に丸みをつけている時など。思わず横にガーッとかけたくなりますが…まあ、形をつくる段階ではそれで良いんですが…形が出て仕上げに入ったら、やはり順目でかけましょう。少しづつ横にズレていって、ゴシ、ゴシ、ゴシ、と。根気よく、やりましょう。

それでは、大体の番手の目安を書いておきます。

#80〜150ぐらい
  形を出したりするのはこのぐらいで。仕上げの最初もこのぐらいから。ちょっと油断するとすぐ形が変わるので注意!

#240〜320ぐらい
  最初の番手の傷を消すのはこのぐらいので。と言ってもそれなりに破壊力は大きいです。うっかりすると、やはりすぐに形変わります!

#600〜
  本当は必要無い気もしますが、#240〜320ぐらいの傷が気になるようでしたら、この番手を使うのもアリでしょう。水研(耐水のペーパー。目詰まりを防ぐ為に水をつけて使用する)でも水は使わずにかけて下さい。

前の番手の傷がいつまでも消えないようなら、一度前の番手に戻して力を抜いて優しく磨いてやるのが、結局早いです。急がば回れ、というやつですね。

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